もう涼しいけど、この夏は暑かったですね!私の家にはクーラーがない。この夏の間に何度、買おう!と思ったことか・・・。
ところで、夏といえば、やっぱりスペインの夏。
非常に暑かった!!暑い時は50℃近くまで上がり、夜も熱帯夜。扇風機の
せいで、顔の前で熱風がまわるまわるまわるまわる・・。
暑いのは好きだけど、すごかったな〜、あの暑さは。
シェスタの時間帯はほんとに、誰も外に出歩かない。暑さのせいで。その時間帯はお店というお店が閉まるんだよ!スーパーとかも。
日本じゃ想像できないでしょ!
この時間帯、見かけるのは自主練習に向かう日本人くらいである(なんて冗談でっす。あ、でも、あながち間違えでもない?)
といっても、私の部屋にはクーラーがあったので、暑くて寝れないということはなかったんですけどね。すいません。
滞在中、みんなが「暑くて寝れない!」って言ってたので、ちょっと真似してみたくて。アハッ
スペイン滞在中の夏の思い出と言えば、レッスン後毎日のように食べていた某ファーストフード店のサンデー!
いつも、友達と一緒にレッスンの帰り道で食べてた。
レッスン後のこのひとときは、貧乏なわたしの唯一の贅沢&楽しみだった。
で、その友達といつも、話し合っていたことがあった。
それは、「サンデーの下の部分にもチョコレートを入れてもらうには、スペイン語でなんていえば良いのか」である。それと、「それは別料金なのか?」である
ほら、サンデーってソフトクリームの上にチョコレートをかけるでしょ。
でもって、下の部分にはまず、チョコソースを入れてくれない!
他の人を見ると、大多数は下の部分には入ってないんだけど、時々大判振るまいで、下にもチョコソースを入れてもらってる人を見かけた。チョコソースでソフトクリームを挟んでる感じね。
「あれ、したいね」と大判振るまいされてるサンデーを見るたびに、そんなことを話していた。
結局言わないで終わったんだけどね。
で、今年の夏、これは日本の某ファーストフード店で。
メニューの中に、サンデーをみつけた。
メニューの写真は、うま〜い具合に下の部分が切れてい載っていて、チョコソースが下に入っているのかわからなかった。
ので、聞いてみた
私「あのー、サンデーの下の部分にはチョコは入ってるんですか?」
店員さん「いえ、入っていないです」 即答である。
入っていないのか・・・、どうしよかっな、と思ったが、思い切って悲願の言葉を言ってみた・・少し恥ずかしいけど・・
私「下の部分にもチョコレートを入れてもらえますか?」
恥ずかしいけど、言ったぜ! 日本語だからか〜んた〜ん!!
店員さんは、ちょっと間を空けて言った。
「・・・上が少なくなりますけど、いいですか?」
「
!」
意味ないじゃ〜ん
と思ったが、言い出しっぺの手前、引けず
「いいですよ」という私。
上が少ないのか、どうかはわからなかったけど(初めて買ったので)とにかく、チョコソースでソフトクリームを挟むことに成功!
ウ・レ・シ・イ! 悲願達成であります!
この嬉しさを、彼女に報告しなくてどうすると、さっそくメールを打ち報告。
快挙だ〜と、二人して喜んでたんだけど、やっぱり上が少なくなる、というのがどうもね〜と結論。
でも、悲願達成は達成だよね!
こんな、馬鹿な私に、スペインのあの暑い夏の間、毎日のように付き合ってくれた彼女が、この間の新人公演で踊った!
彼女にピッタリの初々しく可愛らしいアレグリアスだった。
「どうしよう〜」なんてメールが直前にも来たので、心配してたんだけど、なんのなんの、あの大舞台で堂々とした踊りっぷりでした。
帰国してからの彼女の頑張り!この舞台にかける意気込み!それが伝わってきて、胸が熱くなった。
いつも思うこと、賞をとるとかとらないとか、関係ないよね。
舞台に向けて、フラメンコに向かって、どんなふうに過ごしてきたか、それが大切だよね。
さて、わたしも来年がんばんぞ〜。
「もうだめだ〜」ってメール送ったら、優しくかつ厳しく喝を入れてやってくださいな。
サンデー仲間のよしみでね!